ネットショップを制作していると、レイアウトやデザイン、内容に関心が向いてしまいますが、お客様は制作者が思いも寄らないところをチェックしています。それが、会社概要ページや挨拶ページです。重要ページともいえる2つのページに関するポイントを解説していきましょう。

【1】信頼感を得るためにもれなく記入
ネットショップへアクセスして、商品を購入、問い合わせなどをする際に、会社概要や社長の挨拶ページなどを見たことはないですか。ネットショップを制作していると、メインの商品ページ制作ばかりに目が向いて、疎かになってしまいますが、会社概要や挨拶ページは重要な要素です。
本システムでは、各ページは「サイト作成」の「作成ウイザード」または「ページ作成」から作成・編集ができるようになっています。
●会社概要ページ
会社概要の入力項目は多数ありますが、特に会社の沿革などは、細かく書いていきましょう。
【社歴が古い会社の場合】
社歴が古いことで信頼性・信用度が高く見られます。沿革をしっかり記入しましょう。
【社歴が浅い会社の場合】
賞の受賞歴や実績、株式の遍歴や職歴などを掲載することで、信頼性・信用度がアップします。会社の沿革以外に、支店やグループ会社があれば、それらも入力していきましょう。
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●挨拶ページ
挨拶ページは、お客様に親近感を与えるために重要なページといえます。挨拶と企業理念をしっかりと読みやすく書いていきましょう。真面目すぎてもいけませんが、あまりくだけて書くこともよくありません。
実直かつ明るいイメージを与えつつ、より身近に感じさせる挨拶ページの作り方がベストといえるでしょう。
【実店舗がある場合】
実店舗がある場合は、その紹介もするようにしましょう。実店舗の写真や情報はお客様に安心感を与えます。また、ファンになってくださったお客様は実際に来店してくれる可能性もあります。
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上記以外にも、フリーページを追加して、自社の「強み」のアピールを拡充していきましょう。
【2】信頼感倍増のテクニック
さらに信頼感を得たいのであれば、社長のページやスタッフのページを顔写真付きで別ページとして作成するのも手です。顔写真にプロフィールを掲載して、プライベートな側面を見せることで、さらに親近感を得ることも可能です。
ブログやTwitterなどのソーシャルメディアも、更新が面倒でなければ、プライベートな一面を見せつつ、自社ネットショップのプロフィールページからリンクを作成してみるのもよいでしょう。
ネットは顔が見えない世界ですから、あえて正々堂々とネット上に自らをさらけだすという戦法です。お客様は「騙される」ことを一番恐れているので、オープンな会社に対しては信頼をする可能性が非常に高いといえます。
ただし、注意も必要です。本教本のブログやTwitterの説明にもありますが、投稿する内容に配慮しながら運営していかなければなりません。この点を肝に銘じて、信頼感アップに外部のソーシャルメディアサービスを活用しましょう。
次回は、「お客様の疑問点をクリアにさせる問い合わせ対応」についてご紹介していきます。
これからも宜しくお願いいたします 
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