ネットショップをどのようなデザインにするのがベストか、オープンしてからも悩んでしまうかもしれません。誰でもその迷いはあることですが、販売する商品を見れば、自ずと答えが出てきます。デザインの考え方を解説しましょう。

【1】イメージラフを作成してみよう
本システムを導入したときには、すでにネットショップのデザインはできています。しかし、それで終わりではありません。これから自社らしく改善をし続けていくことで、よりよいネットショップにブラッシュアップすることができるのです。そうすることで、さらにお客様が増える可能性があります。
まずは、ネットショップのデザインを考える前に、自社で取り扱う商品の色、形などを全体的に見渡してみましょう。頭でイメージしてもよいのですが、実際の商品をあらためて見直してみるとよいでしょう。
なぜ、ネットショップのデザインのために、このようなことをするのか? それは、ネットショップのデザインは、商品を知ることから始まるからです。

業種によって異なりますが、素材感やよく使われている色合いなどを研究してみるとよいでしょう。基本的なカラーやデザインなどのアイデアが浮かんでくるはずです。
基本的なカラーやデザインがイメージできたら、ノートなどにラフを描いてみましょう。本システムの「ページ作成」の「テーマ管理」の中にはさまざまなデザインイメージが用意されています。思い描いたイメージに合うテーマを選ぶか、またはテーマをカスタマイズしてオリジナルのデザインにすることも可能です。
ネットショップには写真・サイズ・説明文など、各ページにたくさんの情報が掲載されます。これらの情報をページに入れるとどのようになるのかも、検証が必要です。
商品やページが増えるごとに、見た目でどのように見えるかの確認・検証が必要です。
また、イメージしたカラーをある程度限定していくことも重要です。メインカラーを決めたら、配色辞典などで基本の文字色やリンクのカラー、商品名、値段などのカラーも決めていきます。

【2】商品画像を豊富に入れる
ネットショップで商品を購入するお客様は、実際にその商品を触って確かめることができません。お客様目線で考えると、実際に触れたような、そして手に取ってみたような臨場感が欲しいところです。
このようにいうと、写真を色々な角度から撮影していき、すべての写真をネットショップに掲載したくなりますが、これではデザイン崩れが起きてしまい、しつこいイメージとなります。
解決方法としては、1つの商品をさまざまな角度から撮影。複数の写真を貼り合わせ1枚の写真にして説明するなどの手法があります。
例えば、実店舗でスニーカーを購入する時に、デザインだけでなく、ソールの素材やカカトなど、いろんな角度から商品を見ていくと思います。手に取って見られない分、お客様の目線の画像を用意することが大切です。

洋服の場合はモデルが着ているか否かで大きく異なります。また、食品などは調理例などがあるかないかで大きく違います。

臨場感ある写真をきれいにまとめて、臨場感あるデザインをしていくことで、お客様の購買意欲も高まります。この点もネットショップデザインの基本といえるでしょう。

次回は、「ネットショップに最適なレイアウトとユーザビリティ」についてご紹介していきます。
これからも宜しくお願いいたします
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