【2】ネットショップ運営をPDCAサイクルで考える
経営は「人、物、金」といわれますが、ネットショップ運営も同じです。それらの有効資産と本システムなどの販促ツールを利用し、ビジネスを展開していきます。そして、目標値の結果である訪問者数と平均購買率を上げていくのですが、ネットショップを闇雲に運営していては、思うように目標値に近づけないこともあると思います。
そこで、平均購買率を上げていくには、プランを立て、それを実行し、効果測定をして、改善点を考えるPDCAサイクルを実践するのです。

PDCAサイクルは、生産管理や品質管理などの管理業務を計画的に業務を遂行するために提唱されたものですが、ネットショップでも活用できる手法です。
基本的な考え方としては、計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Act)の4つの活動を継続的に実施することで、ネットショップの平均購買率を上げていこうというものです。

PDCAサイクルの4つの要素
●Plan(計画)
過去の実績、競合他社の動き、将来予測などを反映させて業務計画を作成。ネットショップのデザインやWebマーケティングの指針を決めて、「売上金額」、「1日の平均訪問者数」、「平均購買率」、「平均客単価 」の4つの要素の目標値を設定します。
●Do(実行)
Planで作成した業務計画に基づいて、ネットショップの運営を遂行。
●Check(評価)
業務計画通りにDOにおける実行が成されているか否かを確認。「目標設定」機能や「アクセスレポート」機能で結果を解析します。また、DO実行中に気付いた業務計画の不備などを洗い出していきます。
●Act-Action(改善)
業務計画通りに遂行できない点の改善策を考えて、問題点などを具体化し、次なるPDCAサイクルのPlanに活かします。 |
簡単に各活動を解説しましたが、分析の結果、目標に到達しなかった場合、次への改善策の検討が必要です。さらに新たな問題が発見できたら、次のPDCAというサイクルを繰り返していきます。

次回は、「ネットビジネスで知っておきたい計算式」についてご紹介していきます。
これからも宜しくお願いいたします
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