お客様にご購入いただいた額に応じて付与するポイント。これは、ネットショップにとっては将来的な支出となってしまいますが、お客様へのサービス、そして何よりもリピーター確保の手段、顧客囲い込み策として有益な手法です。システムを上手に活用して、リピーターを確保しましょう。

【1】 決済方法でポイントの付与率を管理
ポイント管理の機能には、「ポイント運用設定」と「ポイント承認」の2つの機能があります。まずはポイント機能を活用する際に、初期設定となる「ポイント運用設定」のポイント付与率の考え方を解説していきましょう。
別章でご説明したとおり、本システムでの決済方法は、様々な種類があります。決済方法によっては、手数料が必要になるので、お客様の利便性や自社ネットショップの利益等を考えて、決済方法を決めます。
同じ定価のものでも、決済方法によっては利益に差額が生じ、それに加えて、ポイントも同率付与するというのもネットショップ運営上厳しい面もあります。そのような場合、決済方法によって、ポイントの付与率を変えていくというのも一つの手法です。

大手家電量販店などでも、クレジットカードを利用すると、ポイント付与率が異なるケースが見受けられますので、決済方法によってポイント付与率が異なっても、お客様も納得してくれるはずです。
本システムでは、すべての決済方法について、決済ごとのポイント付与率、そして新規会員や初回購入時のサービスとしてのポイント付与など、ポイント付与ルールを設定することができます。
「お客様の声」を寄せていただいた場合のポイント付与も可能です。いわば、様々なポイントを付与するイベント設定ができるのです。また、商品ごとにポイント付与率を変更することも商品編集画面で可能です。

【2】 購入後の「ポイント承認」での処置
ポイント管理の「ポイント承認」では、商品を購入し、ポイントを付与するお客様の一覧が表示されます。
「ポイント運用設定」で、商品購入時のポイント付与方法を「全て手動で付与する」の選択をしていた場合は、「ポイント承認」画面で、ポイントを付与する作業が必要となります。
「ポイント運用設定」画面で「注文確定時に全て自動で付与する」か「出荷入力時に全て自動で付与する」を選択すると、自動的にポイントが付与されるようになります。
1回ごとにポイント承認の処理を手動で行うよりも自動化されて便利です。

次回は、「ポイント活用販促と重要事項」についてご紹介していきます。
これからも宜しくお願いいたします ゛
|