本システムの配送方法を確認したら、配送会社との交渉と料金の設定を検討しましょう。
料金の交渉の後は、利益率などから送料無料や割引額の計算もしましょう。
ネットショップにおける重要事項ですので、交渉と意思決定をしっかりと行いましょう。

【1】配送料は購買を大きく左右
ネットショップを運営していると、切っても切り離せないのが配送料金です。商品を購入すると、必ず配送料を要するため、お客様は配送料にとても敏感になっています。
営業努力で商品を安く仕入れて販売、もしくは薄利多売を狙って経営戦略を練ったとしても、配送料金が高いと魅力ある商品でも売れない可能性が高いのです。なぜなら、お客様は商品の価格だけでなく、配送料金も競合他社と対比しているからです。
競合他社の価格と配送料金、自社の利益などを勘案しながら、「全国一律送料○○円」や「○○円以上は送料無料」などの設定を取り入れていきましょう。「購入額合計◯◯円以上は何割引」というのも効果的です。
送料が無料や割引というのは、お客様にとっては大変魅力的です。お客様サービスの一環と考えて、配送料金割引を検討しましょう。


●大手のネットショップが送料無料にしているので、自社ネットショップでも
と思うことは避けましょう。
●配送料金は配送数が多い場合、大きく割引を受けることができます。
しかし、一般的なネットショップの場合は、大きな配送料の割引は
期待できません。
●送料無料の設定は、ある程度の額を購入したお客様に適用させましょう。

次回は、「配送会社との運賃・代引きの契約交渉」についてご紹介していきます。
これからも宜しくお願いいたします
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